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浴衣に足袋を履く派です!浴衣×足袋のメリットとコーデ写真

浴衣に足袋を履いた足元

日本一暑い熊谷で、毎週のように浴衣を着て過ごしています。そんなわたしは、基本的に浴衣に足袋を履く派です。

「やっぱり素足に下駄って格好いいなあ」と思いつつ、実際にお出かけするとなると、行き先によってさまざまなハードルがあることも……。そもそも夏って、ただでさえ暑さで和装を躊躇しがちな季節です。そのうえ足元に不安があると、さらに着るのが億劫になってしまうかもしれません。

そこで、わたしが大切に考えているのは「どんな工夫をすれば浴衣を着る回数を増やせるのか?」という点です。もしも足袋を履くことでお悩みを解消して、浴衣でお出かけしやすくなりそうであれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。

なお、最近は浴衣に履き慣れたサンダルやスニーカーを合わせる人もたくさんいます。この記事では、色んな選択肢があるなかでも浴衣に和装の履き物を合わせたい方へ向けた情報をご紹介します。



浴衣×足袋のコーディネート

浴衣×足袋でお出かけした日のコーディネートは、こんなイメージです。お祭りへ行ったり、植物園へ行ったり、色んな場所へお出かけしました。便利なだけでなく、大人っぽい雰囲気の浴衣コーデになるので気に入っています。

続いて、同じ浴衣を半衿(半襟)あり/なしで着た様子を比較してみました。浴衣を半衿ありで着物風に着るときは、足袋を履くのが一般的です。半衿なしで足袋だけを履く場合と比べて、印象はどう変わるか、参考までにご覧ください。

浴衣に足袋を履いた人

最後に、着物イベントに参加した日の着物仲間のコーディネートをご紹介します。写真左のワダアキさんも、浴衣×足袋でコーデしていました。写真中央の鹿鳴家幸楽さんは、夏着物をお召しです。

着物ファンが集まるイベントでも、浴衣に素足の方もいれば、足袋を履く方や、足の甲のみをカバーするタイプの足袋を履く方もいます。着物ファンの皆さんの足元は多様です!

左:お江戸日本橋”和の美”学び講座「和の季」をプロデュースされているワダアキさん
中央:一般社団法人英語落語協会理事 多言語落語パフォーマーの鹿鳴家幸楽さん

浴衣に合わせる足袋の種類

浴衣に合わせる足袋の種類

わたしはいつも浴衣に合わせて、こんな足袋を履いています。左から麻の白足袋、レースの足袋、夏らしい色柄の足袋です。足袋の種類を増やすと、着こなしの幅が広がって楽しい!


浴衣に足袋を履くメリット

1.鼻緒が擦れて痛くなりにくい

足袋を履くと鼻緒の擦れによる痛みが起こりにくくなります。「きちんと調整した履き物なら痛くなりにくい」「履き慣れていると痛くなりにくい」ともいいますが、いずれも今すぐになんとかなる問題ではないので、靴擦れで困ったらまずは足袋で対処するのも一つの手だと思います。


2.日焼けしない

足の甲から指のあたりは、夏の日中に直射日光が当たって日焼けしたり、ジリジリと熱さを感じたりしやすい部分です。足袋を履かない場合でも、日焼けが気になる方はしっかりと日焼け止めを塗っておいたほうが良いかもしれません。個人的には、浴衣に足袋を履くもっとも大きな理由は日焼け対策です!


3.冷房の冷え対策になる

夏場は屋内や乗り物でクーラーが効いていて、足先が冷えてしまうことがあります。電車に長時間乗るときや、美術館や商業施設などで過ごすときは、冷えが気になりやすくなります。暑い時期ですが、涼しい場所へお出かけするなら、足元の冷え対策のためにも足袋を履いておくと安心です。


4.蚊に刺されにくい

夏は植物園のような緑が豊かな場所や、涼しげな水辺へお出かけする機会が多くありますよね。こうした場所では素足に蚊が寄ってきますので、足袋でガードすると心強いです。ちなみに、わたしはよほど血がおいしいのか、よく足元を蚊に刺されるので足袋でしっかりと防御しております。


5.ペディキュアの塗り忘れを隠せる

素足って露出するのに勇気がいりますよね。うっかりペディキュアを塗り忘れてしまったり、角質ケアまで気が回らなかったり……。都合の悪いところは全て足袋で隠してお出かけしてしまいましょう。逆に、薄暗くて足元が目につきにくいお祭りや花火大会は、たまに素足で出かけるチャンス?!


わたし自身、浴衣を着始めた頃は「浴衣に足袋を合わせるのはおかしいの?」「履かないほうがいいのかな?」と心配していました。でも今は、浴衣で気軽にお出かけできるようになって、着る機会が増えることが何よりも大事だと考えています。

暑さが長引き、浴衣を着られる時期が長くなりました。自分にとって心地よい方法で、浴衣でのお出かけを楽しみましょう♡


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