浴衣でカップルコーデ!二人の装いをリンクさせてお祭りや花火大会へGO

浴衣を着た女性と男性

夏といえばお祭り、お祭りといえば浴衣! われわれ着物ファンはお祭りのない日にも浴衣を着るわけですが、それでもやはりお祭りに張りきって浴衣を着て行く楽しさは格別ですね。そんなお祭りや花火大会はカップルで浴衣コーデを楽しめる貴重なチャンスでもあります。せっかくなので、いつもは和装しないパートナーを誘って、一緒に浴衣を着てもらいました!

ここでは、浴衣のカップルコーデの例と、リンクコーデのポイントをまとめています。



カップル浴衣コーデの完成形

まずは完成形の着用イメージから。こちらは、夫婦で熊谷うちわ祭へ行った日の浴衣コーデです。わたしが二人分のコーデを考えて、夫に着付けをしました。うちわ祭は埼玉県北部では有名なお祭りで、市内では例年お祭りの時期になると街の至るところで青いうちわが配布されます。うちわのデザインはわたしが子どもの頃からずっと変わりません。この青いうちわを二人で持って初めて完成するコーデを目指しました。


カップルで浴衣のリンクコーデをするポイント

グレーの浴衣と黄色い帯の取り合わせのカップルコーデ

浴衣のリンクコーデを考えるにあたり、以下のポイントを意識しました。


派手or地味で統一する

浴衣に限らず着物全般にいえることですが、市販の浴衣には女物のデザインは派手なもの、男物のデザインは地味なものの数が多い傾向にあります。そこで、リンクコーデをするなら女物の中で地味なデザインを選ぶか、あるいは男物の中で派手なデザインを選ぶか、いずれかの方法で雰囲気を寄せると二人のコーデに統一感が出やすくなります。このコーデ例の場合は前者で、わたしが無地感の浴衣を選ぶことで夫の浴衣の雰囲気に寄せました。


帯の質感や色柄を寄せる

ペアで仕立てでもしない限り、半幅帯と角帯のお揃いは入手しにくいもの。奇跡的にリンク感の強い帯が見つかったらラッキーですが、だいたい似ているだけでもなんとかなります。完璧に一致しなくても「質感の方向性が近い」「同じ色のグループに入る」程度のゆるく似通った帯を見つけてみましょう。このコーデ例の場合は、どちらもざっくりとした質感で、黄色っぽい帯です。帯単体で見比べるとリンクしている印象はほとんどありませんが、浴衣のほうでも統一感を出しているので、コーデ全体の雰囲気はお揃いに見えてきます。


小物の色味と和洋を揃える

仕上げに二人が持つ小物の色味を揃えます。このとき、バッグと履き物をセットで考えて、各自が和・洋のどちらかで統一すると可愛いと思います。このコーデ例では、二人とも小物の色は黒で揃えて、夫はショルダーバッグ+スニーカー、わたしはかごバッグ+下駄を選びました。小物は全体に占める割合が小さい部分ですが、ここをきっちり揃えておくのが肝だと個人的には信じております。このほかに、お揃いのうちわやお面のように、同じお祭りアイテムを持っても可愛いですね!


浴衣で快適に過ごしてもらうために

熊谷うちわ祭の叩き合いの風景

わたしの夫は着物にまったく興味がありません。妻がこれだけ着物に首ったけでも「自分には関係がない」「わざわざ着たいとは思わない」といった様子。それなのに、1年のなかでもお祭りの日だけは、わたしの趣味に合わせて浴衣を着てくれるのです。彼が浴衣を着たのは今回で数回目、人生全体で10回にも満たないでしょう。

ところが今年のお祭りの帰り道、そんな彼から「俺でも着物を着られるんだ!」と嬉しそうに言われたので驚きました。その理由を詳しく聞いてみると、今回は足元が履き慣れた靴だったので、浴衣でたくさん歩いても快適に過ごせたという経験が自信につながったようです。これまでのお祭りでは、素足に慣れない下駄を履いて歩くのが大変だったのだとか。“お洒落は我慢”とはよく言いますが、我慢には限度があるもので、そして限度は人によって違うものです。「もっと早く気づいてあげられればよかったのに!」と少し反省した出来事でした。

これからは、歩きやすいサンダルでコーデを組んだり、足の甲をカバーする足袋型のアイテムを着用してもらったりと、浴衣でも過ごしやすいように工夫してみようと思います。カップルコーデをもっと楽しむには、着慣れているほうに配慮すべきことが多くありそうです。


おまけ

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