着物の小説『銘仙日和』

銘仙日和

この本はこんな人におすすめ
・銘仙の着物が好き
・着物の作り手の想いにぐっとくる
・大正時代の着物に憧れる

秩父銘仙の生産者を、レトロなちちぶ銘仙館を舞台に描きました。制作のきっかけは、大正~昭和時代に銘仙の織り子として働いた女性たちのインタヴューを読んだこと。本を通じて語りかけてくれたおばあちゃんたちも、いま銘仙を作っている皆さまも、大好きで書かずにいられませんでした。


本の内容

都内で働く新社会人の百々子は、秩父銘仙の生産者である母親へ会いに帰省する。ところが、母を探してたどり着いた先の「ちちぶ銘仙館」で過去の織物工場に迷い込み、大正時代の織り子ツルと出会った――。今と昔、伝統的工芸品の秩父銘仙を支える若手の友情を描いた小説。


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