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夏銘仙(ポーラ絣)の古い反物を仕立ててみた

伊勢崎夏銘仙(ポーラ)
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昔の銘仙をマイサイズで着られたらいいな♡」と憧れていたら、なんと叶っちゃいました。着物屋さんが古い在庫の中から銘仙の反物を探し出してくれたのです……!

そんなわけで今回は、ちょっと珍しい夏銘仙(ポーラ絣)の反物をマイサイズにお仕立てした様子をご紹介します。

いにしえの在庫から発掘されたポーラ絣(ポーラ銘仙の反物。発見者は熊谷市の着物店「きものほしか和」さんです。こちらはサマーウールのほぐし織で、伊勢崎の証紙がついていました。

伊勢崎夏銘仙(ポーラ)の生地

生地を拡大してみました。「ひらひら」と音が聞こえてきそうな桜の花びら。ほぐし織で表現されたピンクのグラデーションにぐっときます。やや写実的な花びらの背景に緑色の抽象化された桜が配置されたデザインです。

個人的に、桜の意匠は基本的に通年の着用でよしと思っておりますが(国の花ですからね)、この着物に関しては生地の季節感からして葉桜として新緑の時期に着るとおしゃれかしら、なんて考えました。

伊勢崎夏銘仙(ポーラ)
じゃーん!!!

さて、仕立て上がった着物がこちらです。

ウールの着物といえば虫食いのリスクでお馴染みなのですが、実はこちらの反物も一部に穴があいてしまっていました。そのため、お仕立ての際はできるだけ難を隠すため、穴のある箇所が下前にくるように配置していただきましたよ。

余談ですが、わたしはあまり細かいことを気にする性質ではなく、ちょっと難のある着物がわりと好きです。価格面でも魅力を感じますし、こうした裏事情があるとなんだか面白くて着物にひときわ愛着がわくような気がします。

伊勢崎夏銘仙(ポーラ)の生地

サマーウールの生地って、一見するとやや厚手に見えるのですが、結構しっかりと透けるんですよね。盛夏の着物の透け感ほどではないのですが、少なくとも背中側から見た上前の裾がばっちり透けるので、爽やかな印象の着姿になりそうです。

葉桜を思わせるデザインや生地の透け感を生かすように、爽やかなグリーンの帯小物とコーディネートしてみました。

伊勢崎夏銘仙(ポーラ)を着た着物姿の人

初おろしの日の行き先は東京キモノショーでした♡銘仙が展示された一角で、銘仙の仲間たちと一緒に撮っていただきましたよ。

当日の最高気温は24℃。サマーウールを着用した体感温度は厚手の半袖シャツくらいかな。初夏へ向かう爽やかな日差しがちょうど心地よかったです。毎年この時期に着るのが楽しみな一着になりそうな予感!


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週末着物生活5年目を迎えて書いたエッセーです。反物のお仕立てからレンタル着物まで楽しみ方はさまざま。着物パーティーを主催した経験や、秩父銘仙の織物・養蚕事業者の皆さまとのエピソードにも触れています。相変わらず元気に遊ぶ着道楽な日々を一緒にお楽しみいただけましたら嬉しいです。

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