着物で運転免許証の写真を撮ってみた

運転免許証に着物を着た人が写っている

運転免許証の更新があったので、着物で顔写真を撮ってきました。着物姿の免許写真は前々から憧れだったので、実現できて嬉しいです! せっかくなので、次回の更新のためにも着物の選び方や着付けで気をつけたこと、注意点などを書きとめておきます。



着物での運転免許証の写真撮影で気をつけたこと

着物で運転免許証の写真を撮るにあたり、以下のポイントに注意しました。


運転免のブルーの背景と相性の良い着物を選ぶ

当日に会場で撮影する場合、強制的にブルーの背景の写真に仕上がってしまいます。見慣れた免許証を改めて確認してみると、実は結構クセのある色なんですよね。洋服で撮るならそれほど気にしない部分ですが、着物には背景のブルーと同じくらい鮮やかな色も多くあるので、同化したりぶつかったりしないように意識して着るものを選びました。


写真に写る衿元に集中して着付けする

免許証の顔写真には着物の衿までしか映らないので、衿元のバランスが悪いと全体の印象に大きく影響しそうです。反対に、普段は気になりやすい帯周りはまったく見えないので、優先順位を下げて、衿元に集中して着付けをしました。交付の手続きは短時間なので、伊達締めもしっかり結んで、着崩れないことを最優先に。そうはいっても完全な左右対称は難しいので、着付けの癖も自分らしさと納得することにしました……。


撮影のために帯結びはボリュームを抑える

これは撮影する直前に気づいたのですが、わたしの会場では撮影時に「椅子に深く腰掛けて、背もたれに背中をつけてください」と指示されたので、帯結びは平らなほうが良さそうです。幸いにも当日はカルタ結びだったため、着物でも難なく撮影できました。念のため帯結びはボリュームを抑えたほうが無難かもしれません。そのほうが運転者講習も楽な姿勢で聞けますし!


免許更新当日の着物コーディネート

大島紬に半幅帯の取り合わせを着用する人

これから数年にわたり携帯する免許証なので、お気に入りの大島紬を着ていきました。写真撮影では基本的に顔映りを意識して明るい色を選ぶのが良いといわれます。とはいえ自分は普段から暗めの着物を好んで着ているので、顔映りは潔く諦めることにして、好みを優先して大島を選んでみました。

こうして完成してみると、小さな写真ですが柄もしっかりと見えて、着物好きな方には大島と気づいてもらえそうな仕上がりに! 初回にしては納得の出来です。次の更新ではどんな着物にしようかと、すでに楽しみになりました。これからも新しい免許証とともに着物ライフを楽しみつつ、安全運転でいきましょう!


おまけ

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