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東京キモノショー2026へ行く【写真付レポート】

東京キモノショー2026の会場の様子
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東京キモノショーへ行ってきました。わたしが足を運んだのは4月18日(土)です。当日は初夏を思わせる暖かさでありながらも、風はやや涼しく過ごしやすい一日でした。

そんな気候に合わせて選んだ着物コーデがこちらです。伊勢崎で作られたほぐし織の夏銘仙(ポーラ)にゴブラン織の帯を締め、帯小物は爽やかなグリーンに。桜モチーフを緑色でまとめて、葉桜を表現してみましたよ♡長着は初おろしだったので着る嬉しさも一入です。


男の着物show

東京キモノショーの会場に到着して、まず足を運んだのが「男の着物show」です。

東京キモノショー2026「男の着物show」ステージの様子

着物の世界ではちょっと貴重な存在であるメンズのみなさんによるファッションショー。観覧席から歓声があがるほど盛り上がっていました!

正統派からスマートカジュアルから和洋折衷まで、幅広い男着物が一度に見られて楽しかったです。こんなにたくさんの男着物を見られる機会は普段なかなかないはず……!

東京キモノショー2026「男の着物show」出演者

実は、わたしの着物仲間であるYoshi.Kさんおにひろさんが、こちらのファッションショーに出演していました。お二人とも自分の持ち味をよくわかっていらっしゃる、さすがのコーディネートです。(わたくし脇役なのに堂々と写真の真ん中に写ってしまいました!笑)


キモノスタイル展

東京キモノショー2026の会場の様子

楽しみにしていたキモノスタイル展、今年のテーマは「新・日本回帰」でした。

絞りの着物に、婚礼振袖、本紅型……などなど、古い時代に作られて今日まで残された見事な手仕事の数々が並びます。この一角は思わず唸るような顔つきで眺める人が多かったです。

伊勢崎夏銘仙(ポーラ)を着た着物姿の人

そして、わたしの大好物である銘仙着物のコーナーもありました。こんなこともあろうかと銘仙を着てきてよかった♡

普段は銘仙に特化した展覧会へ足を運ぶことが多いのですが、こうして着物の歴史を振り返る展示のなかで銘仙を見るのもまたいい気分ですね。多様な着物の世界で自分のチームメイトを見つけたような気持ちになり、ほっとしました。


では、今回も会場で気になった着物コーディネートをピックアップしてみます!

東京キモノショー2026に展示された着物のトルソー

No.73 白菊の香をまとう時

もっとも記憶に残ったコーディネートです。帯締めと帯揚げの選択一つで、ますます高まる完成度。あえて言うまでもなく素敵な着物と帯を、より一層引き立てる小物使いが大変勉強になりました。

No.79 紫根染めで大正ロマン風 / No.76 オータムカラーの黄八丈をウィンターに寄せる試み

紫根染めと黄八丈をカジュアルに着こなす、意外性のある取り合わせに惹かれました。有名どころだからこそコーディネートに固定観念があるところ、こんなふうにサラッと着られたら格好いいですよね。

東京キモノショー2026に展示された着物のトルソー

No.78 ハンガリー刺繍でアンティーク婚礼衣装風3点セットに和洋折衷

立体感と華のある色使いで人目をひきます。裾に施された刺繍も美しく見ごたえがあったのですが、個人的には特に五つ紋と刺繍が共存するさまに惹かれたので、ここでは上半身アップの写真を載せてみました。

東京キモノショー2026に展示された着物のトルソー

No.102 絞り浴衣「月の相」

満ち欠けする月が絞りによって描かれています。幾何学的な月の形が手仕事のやわらかさによってどこか生命を感じる印象となっており、じっと見ていたくなる一着でした。地の青色も満月の黄色も美しいです。

東京キモノショー2026に展示された着物のトルソー

No.30 箔大島 月

プラチナ箔の箔大島で、お隣には同様のデザインの金箔の箔大島が並んでいました。対になる二着の存在感、まさに「太陽」と「月」の名を冠する着物だと思います。どんな力のある帯を合わせるのでしょうか。

東京キモノショー2026に展示された着物のトルソー

No.139 母たちから…受け継ぎ 装う

目のさめるような鮮やかなブルーの八掛! 表地が落ちついていればいるほど、対照的な八掛の色味が効いてきますね。もし街中で見かけたら、この色ひとつで思わず足を止めてしまうだろうと思います。

東京キモノショー2026に展示された着物のトルソー

No.142 私のきもの / No.141 竹取物語

左はマルチカラーの絞りがドロップのようで愛らしいです。右は自然のなかで見る複雑な緑色がまるごと着物になったみたい。どちらも帯締めのぱきっとした色がコーディネートを楽しくしていて、真似したいと思いました。


今年の東京キモノショーもたくさんの来場者の方々の着姿と、そして会場のトルソーたちを見られて幸せでした。前の秋冬は個人的な事情にてあまり着物を着られなかったのですが、こうして久しぶりに着物イベントへ足を運んでみると、やはりこの高揚感はなにものにも代えがたいものですね♡

今後も引き続きマイペースにブログを執筆していきますので、何卒よろしくお願いいたします。


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