市販のアクセサリーパーツを使って、オリジナルの羽織紐を作ってみました。わたしは普段あまりハンドメイドをしないので、久しぶりの制作です。DIYなら、好みのデザインで長さがマイサイズぴったりの羽織紐が手に入るので嬉しいですね!
今回はチェーンを使ったタイプの羽織紐を作りました。使用したパーツは以下の通りです。
・チェーン ・Cカン ・カニカン ・ビジュー ・カンつきの石座(爪なし) ・接着剤 |
チェーンは20cm以上購入して、羽織を着用した際のサイズ感に合わせてカットしました。カニカンは適度に大きめのサイズを選んだほうが、羽織の乳の部分に通しやすくなります。両脇にカニカンをつければ羽織紐として機能するので、ビーズなどハンドメイドの経験が少しあるだけで簡単に作れました。
なお、ビジューの石座は爪なしのタイプを選んでおります。羽織紐は着物や帯に近い位置で身に着けるアクセサリーですので、着用中にうっかり生地に引っかけないよう、念には念を入れてね……!
自作羽織紐を使った着物コーデ
完成した羽織紐を使って着物コーディネートを考えてみました。羽織紐&羽織が主役になるように、シンプルな取り合わせにしています。
1つ目のコーデがこちら! この羽織紐は、どんな色柄の羽織とも合わせやすいよう、ゴールドのチェーンと馴染む配色で飾りのビジューを選んでいます。
着用するとこんな感じ。体を動かすとバゲットカットのビジューが揺れて、きらっと光るのがいい感じです。こんなアクセサリー感覚の羽織紐が欲しかったのよね!
2つ目のコーデがこちら! わたしの箪笥には青系の着物が圧倒的に多いので、こちらの羽織紐は青系のビジューで作ってみました。
狙い通り、青系のコーデに合わせるとよく決まります。こちらはやや軽めのチェーンを選んだので、夏の薄羽織コーデなんかでも活躍してくれそうです。羽織シーズンのお出かけがますます楽しみになりました♡
SNSで着物コーデを投稿しています。ぜひフォローしてください!
着物のエッセー『週末着物の三年間』
毎週末に着物を着る生活をエッセーに綴りました。着物を着る方には、きっとクスッと笑ったり共感したりと、一緒に楽しんでいただけるはず! お気に入りのコーデ写真(白黒)も掲載しています。冒頭部分を無料公開しているので、ぜひご覧ください。
着物の小説『銘仙日和』
今と昔の秩父銘仙の生産者を、レトロなちちぶ銘仙館を舞台に描いた小説です。大正~昭和時代に銘仙の織り子として働いた女性たちのインタヴューを読み、おばあちゃんたちと対話したくなって書きました。こちらも冒頭部分を無料公開しています。
Online Shop